〇 8月 |
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*取り組んだ内容
・ジュース屋さん(色水遊び)
*子どもの様子
・ペットボトルに入っている透明な水に絵の具を使って様々な色を付ける。
・透明な水が赤・青・黄に変化すると「あかにかわった」「これはあおいろ」等、色に興味を示す姿が見られた。また、赤・青を混ぜると紫に、赤・黄を混ぜるとオレンジに…等二種類を混ぜて色が変化する事に驚いたり喜んだりしていた。
・色が変化した事で「なんでなん?」と疑問に思い、保育教諭に質問したり、高月齢児は「いろかわったな」「おれんじになったな」と子ども同士で会話する姿も見られ“色の変化”に興味を示していた。
・色水遊びから展開してジュース屋さんごっこを行う。
・色をよく見て、ピンクだと“いちご”や“もも”、黄色だと“パイナップル”など、色を見て子どもたち自身でイメージしたジュースを選ぶ姿が見られた。
・最後には全員で乾杯をして終わるが、「同じ色だね」「かんぱ〜い」「おいしそう」など近くの友達同士で会話をする姿が見られた。
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〇 9月 |
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*取り組んだ内容
・配達ごっこ
*子どもの様子
・実際に帽子や鞄を身に付けて配達屋さんがイメージ出来るようにする。
・4つのグループに分けて行った。一回目は各クラスに手紙を配達する。
順番に取り組むため帽子や鞄を身に付けたいという気持ちから順番が待てずに泣いてしまう子どもの姿も見られた。“順番に”と言うことを十分に伝える。
・渡す際の「おとどけものです」「どうぞ」等という言葉は恥ずかしくてあまり伝えようとしなかった。
・2回目は保育写真を各クラスに届ける。1回目の時に比べて帽子や鞄を身に付ける事でのトラブルは無くスムーズに進める事が出来た。
・渡す際には「どうぞ」「しゃしんです」と伝えるなど、1回目に比べて言葉を相手に伝えようとする姿が見られた。
・普段の保育の中でも、雑巾や布巾を洗濯に行く際は、「おてつだいしたい」「はいたつする」と子どもたちから積極的に伝えに来てくれるようになった。活動以外の時間にも“配達屋さん”を楽しむ姿が見られるようになった。
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〇10月 |
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*取り組んだ内容
・だるまさんがころんだ(集団遊び)
・だるまさんの一日(集団遊び)
*子どもの様子
・前回の取り組み以外にも散歩に行った際には子どもたちから「だるまさんしたい」と提案し、繰り返し行っていたので、ルールを守って楽しめるようになっていた。
・鬼役になりたいと言う子どもは保育教諭と一緒に行った。「○○ちゃんうごいた」「○○くんも〜」と子ども同士で声を掛け合う姿が見られた。
・繰り返し行う事でルールを理解し「保育教諭が振り向いたら止まる」という動作を楽しんでいた。
・前回行った時よりも、子ども同士での関りが多く見られた。
・“だるまさんの一日”では、保育教諭が示す動き(だるまさんがジャンプした、だるまさんが座ったなど)を楽しんで体で表現していた。自分なりの表現をする子どもや他児の動きを真似して表現する子どもなど、様々であった。
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〇11月 |
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*取り組んだ内容
・糸電話
・ゆらゆら宇宙人:取り組めなかった
*子どもの様子
・糸電話という物がどんな玩具なのかを子どもたちに伝え、実際に保育教諭同士で糸電話
を使って会話すると「ほんとうにこえがきこえるの?」「なにをいっているの?」と興味
津々であった。
・4つのグループに分かれて、1グループずつ廊下にて取り組む。
・糸をピンと張らないと相手の声が聞こえない事が分からずに相手に近付いて話そうとする姿も見られた。
・2人組になり糸電話を使うと、その2人共が糸電話に耳を当てていたり、反対に話そうと口を付けていたりする。しかし、高月齢児はその事に気が付き、ペアの相手を見て口を付けて話そうとしていたら自分は耳を付けて聞こうとするなどして簡単な会話が出来る子どももいた。
・「すきなたべものはなんですか?」「すきなどうぶつはなんですか?」などの質問をし、その質問に答えてコミュニケーションを取る姿が見られた。
・低月齢児は子ども同士で行うのは難しく、保育教諭が言った言葉を反対側で聞く事を楽しんだ。
・糸電話は子ども同士だけで十分に楽しむのは難しく、低月齢児は特に一人につき保育教諭が一人付かないと遊ぶ事が出来なかった。中には子ども同士でコミュニケーションを 取る事が出来る子どももいたが、クラス全体で見ると、この年齢で行うのは難しかったと感じる。
・保育教諭が話す内容を、6人で聞き取る事にも挑戦する。
全員が糸をピンと張らないといけないので難しいようだったが、高月齢児は全員が聞き取る事が出来た。
・「きこえたね」「せんせい〇〇っていってたよ」「きこえた?」と子ども同士で会話する姿も見られた。
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